セミナー情報詳細


【セミナー特別企画】第33回 <人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㉝> 前坂俊之『百寿者百話 生き方上手の生活法』海竜社 2008年 から ☞いまやらねばいつできる [105歳以上の達人たち]
【セミナー特別企画】第33回
<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㉝>
前坂俊之『百寿者百話 生き方上手の生活法』海竜社 2008年 から
☞いまやらねばいつできる [105歳以上の達人たち]
・泉重千代(120歳)
→長寿十訓
1.万事、くよくよしない。 2.腹は七、八分目。 3. 酒は適量、ゆっくりと。4. 目が覚めたら深呼吸。 5.やることを決めて、規則正しく。 6.自分の足で、散歩に出よう。 7.自然が一番、さからわない。 8.誰とでも話し笑う。 9.年は忘れて、考えない。 10.健康は、お天道さまのおかげ(ご先祖さまに感謝)。
・中村重兵衛(116歳)
→長生きの秘訣は「食・心・動」。食事も大切だが、それ以上に心である。
・蟹江ぎん(妹)(108歳)、成田きん(姉)(107歳)
→人間、大切なのは、気力ですよ。自分から、何かをする意欲を持つことだね。
→辛い、苦しいことはクヨクヨ思っとらんで、すぐ忘れてしまうんねえ。
・南光坊天海(108歳)
→長命は粗食、正直、日湯、陀羅尼、御下風あそばさるべし。
「あせらず気を長く持って、仕事はしっかりこなして、色欲をおさえて、食事は腹八分に心はゆったり保て」日湯とは毎日風呂に入ること。陀羅尼とはお経を唱えること。下風とはオナラのこと。
・平櫛田中(107歳)
→六十、七十洟垂れ小僧、男盛りは百から、百から。いまやらねばいつできる、わしがやらねば、だれがやる。
→実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練、また修練。やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。今やらずしていつできる。俺がやらねば誰がやる。
・大西良慶(107歳)
→ゆっくりしいや。ほっといたって、人間いつか死によるんやから、死ぬことなんか考えてないの!
→ありがとう、というて、生きることが極楽やの。
→花は咲き、鳥は鳴き、虫は這い、すべて”いま”に満足している。やっぱり”いま”が最高やな
・物集高量(106歳)
→結局、長生きするのは気の持ちようなんですね。クヨクヨするのが一番悪い。
→クヨクヨしないでいつも恋をして、何かに好奇心を向けて自然の変化にさからわない。そういう生き方をすれば誰でも百年ぐらいは生きられるんじゃないですか。
・今岡信一良(106歳)
→百二歳になってわかったのだけれど、六十歳までは準備期間、六十歳からが本当の人生ですね。旅は道連れ、世は情けといいますね、私の好きな言葉です。
・塩谷信男(105歳)
→常に前向きに考え、感謝を忘れず、愚痴を言わない。これが正心です。
→百歳は長寿でなく人寿。それから先が長寿、天寿というのです。
→私は百歳まで生きようと思ったのではない。生きるはずだと思った。生きるのが当然だと思った。
→健康長寿とは人の役に立ち、おのれの人生を楽しんでこそなのだ。
・小倉遊亀(105歳)
→老いて輝く。六十代までは修業、七十代でデビュー、百歳現役。
・小林ハル(105歳)
→すべては神様、仏様のお導き。すべてを受け入れ許すことで、自分も救われる。
→嘆き悲しんだり、怒りに任せても仕方ない。すべてを受け入れこそ人生なのだ。
・中川牧三(105歳)
→好きなことを好きなようにやってきたら、いつの間にか百歳を迎えていました。
次回(5月25日)は、
☞かたつむりのようにたゆみなく[100~104歳の達人たち] を予定
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Information
  • 開催日2022年4月25日
  • 場所
  • 時間
  • 費用