セミナー情報詳細


【セミナー特別企画】第35回 <人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㉟> 前坂俊之『百寿者百話 生き方上手の生活法』海竜社 2008年 から
【セミナー特別企画】第35回
<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㉟>
前坂俊之『百寿者百話 生き方上手の生活法』海竜社 2008年 から
☞かたつむりのように たゆみなく [100~104歳の達人たち]
・加藤シヅエ(104歳)
→一日に十回は感謝するの。感謝は感動、健康、幸せの源なのよ。
→感謝は感動を呼び、頭脳は感動を受け止めて肉体に刺激を与えるから健康になるんです。そしてさらなる成長をもたらす。
→純粋さを保つには勇気がいります。時代の空気を吸って頭を柔らかくしましょう。
・飯田深雪(103歳)
→毎日を創造する気持ちで過ごす生活に飽きはこない。すべては祈りによって与えられた大きな恵みです。
→自分は今、何を果たすべきかを第一に考え実行するとき、不思議に心に充実感がもたらされ幸福感がみなぎります。この心の喜びが健康にもよい結果を招くのです。
→勉強くらい人生を明るくし、人間らしい充実感で充たしてくれるものはない。若かろうと年老いていようと、自分の現在の立場や職業を天職・使命と考え、とことん自分の分野を勉強することがもっとも正しい道だ。
・片岡球子(103歳)
→勉強はちょっとやそっとじゃできない。積み重ね、発掘です。死ぬまで努力です。
→最初は下手でも結構。そのままでいい。でも絶対に止めないで続けること。やれば必ず芽が出ます。
・岩谷直治(102歳)
→世の中に必要なものは必ず栄える。世の中で必要なものは決して潰れない。
→健康法は早寝早起きが基本。毎朝、ヨガを主体とした体操を行い、般若心経を大声で唱えます。
→年をとっても老けこむな。何事にも好奇心やチャレンジ精神を持つ。ことが何よりも大事である。
・北村西望(102歳)
→たゆまざる歩みおそろし、かたつむり。
→三十代で芸術家としての自己の限界を知り、満足のいく作品を生み出すには、人一倍の努力が必要なことを痛感する。そのためには、長生きして時間を生み出さなければならないとおもった。
・高木東六(102歳)
→体のためになどと考えるだけでストレスだよ。好きなものを好きなだけ食べて、寝たいときに寝る。弾きたいときにピアノを弾き、ひ孫と本気になって喧嘩する。
・三浦敬三(101歳)
→年寄りの冷や水と言われようが、目標に向かって積極的に進んでいくのです。
→ただスキーをしたいという願いから、食事法やトレーニング法を自分で考えてきたからこそ、今の自分があるのだと思います。
→百歳になっても「もっとうまくなりたい」「百歳には百歳の理想の滑りがある。それを追い求めたい」
・奥村土牛(101歳)
→芸術に完成はあり得ない。要はどこまで大きく未完成で終わるかである。余命も少ないが、一日を大切に精進していきたい。
→好きな絵を描いていられれば幸せ。
・岡野喜太郎(101歳)
→長寿の秘薬は!? 少し飲みにくいかもしれないが、欲を離れるという名の薬ですよ。それが妙薬なのです。
→昨日から今日へ、今日から明日へ、と生きてきたんです。百まで生きようなどとは考えたことはありません。
・石井桃子(101歳)
→子どもたちよ 子ども時代をしっかりと たのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」なのです。
・松原泰道(101歳)
→無理、無駄、無精をしない。”三無の教え”を守る。
→「無理をしない」とは、「道理にはずれたことをしない」。
→「無駄をしない」は「積極的に時間も物も活かして使うこと」であり、「人の好意を無駄にしない、人に迷惑をかけない」こと。
→「無精をしない」とは「精を出す、年をとっても何かを学ぼうとすること、自分のことはなるべく自分でする」という意味である。
→よき人生は、日々の丹精にある。生涯修行、臨終は定年。
次回(6月25日)は、
☞できると思えば どんなこともできる[96~99歳の達人たち] を予定
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Information
  • 開催日2022年5月25日
  • 場所
  • 時間
  • 費用