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【誌上テーマ別サロン】<横浜の素敵な会社>② 「横浜型地域貢献企業」プレミアム表彰企業『株式会社協進印刷』
【誌上テーマ別サロン】<横浜の素敵な会社>②
「横浜型地域貢献企業」プレミアム表彰企業『株式会社協進印刷』

・・・・・横浜型地域貢献企業プロモーション動画から・・・・・・
・横浜型地域貢献企業認定制度は、横浜市民を積極的に雇用している、市内企業との取引を重視しているなど、地域を意識した経営を行うとともに、本業及びその他の活動を通じて、環境保全活動、地域ボランティア活動などの社会的事業に取り組んでいる企業等を、一定の基準の下に「横浜型地域貢献企業」として認定し、その成長・発展を支援する制度です。
今回は、横浜を代表する取組を行うプレミアム表彰企業「株式会社協進印刷」を御紹介します。
株式会社協進印刷(横浜市神奈川区) 主な事業内容:印刷業(⾼品質オフセット印刷、広報誌の企画・編集・製造、ソーシャル・マーケティング企画提案)
主なCSRの取組み:幼児向け防災教材「いのちをまもろう ぼうさいえほん」を制作。幼稚園・保育園等へ配布し、防災教育に取り組んでいる。
<内容:活字>
横浜型地域貢献企業プロモーション動画『株式会社協進印刷』
【株式会社協進印刷 代表取締役社長 江森 克治さん】
・横浜市の神奈川区にあります。印刷とかデザインとかそういうことをやっている会社です。
「活動を始めたきっかけ」
・東日本大震災の時に、非常にショックを受けたんです。
・映像が流れたときに、大量のゴミがバーッと流されてる画が出て、紙のゴミがもの凄く多かったんですね。
・僕らは(震災に対して)何も出来ないと思っていて、映像で流れているのは紙のゴミで。
・僕たちの仕事は邪魔になってるじゃないかと。
・いわゆる”アイデンティティ・クライシス”というか、俺たちって何だろうって思った
んですよね。
・だけど1か月か2か月ぐらいすると、生きるために必要なものは一段落して。文化的な、絵を書きたいんだとか、そういうニーズが出てきたんですよ。
・その時に、印刷会社だからこそできること。
・生きるためにはあんまり必要ないんだけども。文化とか心が豊かになることってやっぱり食べ物だけじゃなく、生きるためには本当に必要なこと。
・自分たちの仕事って、そういう仕事なんだなと。心に栄養を与えるそういう仕事なんだと思って。
・その時に自分の仕事をもう1回意味を考えるという事があったんです。
・その後、防災計画が見直されていく中で、その時のことを思い出しながら何か本業で横浜に貢献できることはないかなって考えた時に、新しい避難の仕方が子供にまだ伝わっていないから、子どもに向けて防災の教材を作ったら良いんじゃないか、という風になったのがきっかけです。
「CSR活動で得たこと」
・”社会との繋がりの中で社会を語れる””社会を見ている”
ということは凄く強いことなんじゃないかなと思うんですね。
・それに加えて、影山先生が仰っている「マネジメントシステムで、PDCAで、CSRを回す」ということ。
・これが本当に出来てくると、社会との関りを社員がPDCAで回して勝手に改善していく。
・当然仕事の仕方も変わってくるし。常に外からの目を意識するので、漫然とマンネリ化することはない訳ですよね。
・そういう意味では、もうちょっと頑張ってPDCAが本当に回るようになると、勝手に皆がどんどん改善していく。会社を勝手に強くしてくれる。
・そういう会社になっていってほしいな、なるだろうなと思ってますし、それを期待していますね。
「取組を考える方へ」
・多分最初は全然ピンとこないと思うんです。
・CSRが経営そのものだといいますが、全然ピンとこないと思います。
・騙されたと思って本当にやってみて、”横浜型地域貢献企業”が言っている規格要求事項をちゃんと理解してやると、本当に強い会社になると思う。(注釈文:「影山 摩子弥(かげやま まこや)先生」…横浜市立大学教授。認定制度の設計や認定規格の作成に携わっている。)
・ぜひあれ(横浜型地域貢献企業認定規格)を熟読してほしい、というのは私からのお願い。
・そういうふうにして、「横浜で、横浜の企業が頑張ってるね」っていう町になるように皆さんと頑張っていきたいなと思っています。
「取組で得たこと」
【株式会社協進印刷 総務部 真島 愛子さん】
・入社する時に、社長が考えるCSR・企業理念を何となくは理解していたつもりですが、実際に会社に入ってみると、本業とCSRを繋げるってどんなことなんだろうというのがやっぱり難しかった。
・でも、「ありがとうの日」を通して(注:ありがとうの日…   日頃お世話になっているステークホルダーに、自分たちで企画し形にしたものをプレゼントする同社の取組)勤労感謝の日にあわせて、”仕事してる人たちに感謝の気持ちを伝えましょう””お手紙を書きましょう”とプレゼントしたら、子供たちよりも保護者の方々から「ありがとうございました。子供から初めて手紙をもらって、すごく嬉しかったぁ」と。
・保育園の先生方からは、「母の日・父の日は教えるんですけど、働いている人に対して感謝しましょうというのは教えてなかった。すごく良いきっかけになった」と言ってくださって、何かそこで、”こういうことなんだ”と覚醒しました。
・社長にも良く言っていますが、「私はあの企画で目覚めたな」と自分では思います。
【株式会社協進印刷 営業部 本橋 愛加さん】
・私がこのプロジェクトに参加して得られたことは、社会人になってから自分の後輩にどう教えれば身につくかということを実際に学ぶことができました。
・自分が学生だったときに知らなかったことも今は知っているので、これを教えたらいいなっていうのを考えるきっかけになりました。
「地域の方へ」
【株式会社協進印刷 営業部 竹見 正一さん】
・協進印刷では、地域の様々な課題について御協力させていただいております。
・3月は感染予防のポスターを作って、地域に配布させていただきました。
・また最近では、六角橋地域ケアプラザ様・六角橋商店街様と協力してオレンジプロジェクトに参加し、認知症啓発のポスターを作りました。
・皆さんどこかで見かけることもあると思います。
Information
  • 開催日2022年2月20日
  • 場所
  • 時間
  • 費用