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[コラム:企業永続の法則Q&A]第10回『愛は尊敬、謙虚、感謝のエネルギー』

 

[コラム:企業永続の法則Q&A]第10回『愛は尊敬、謙虚、感謝のエネルギー』

・本コラム第9回でも取り上げたように、有限の承継が無限の実現に導く優れた事例、伊勢神宮の式年遷宮の本質は、老朽化した建物を更新して技術伝承などの伝統を継承することのみではなく、神々が常若であるための清浄な空間を用意することである。
・これこそ数十年という単位の有限を繰返し承継することにより、無限を実現する日本文化の神髄である。世界でも稀有な無限の実現の伝統である。
・これらは、すでに日本に存在している永続することへの先例である。長寿企業が永続へと進化するには、この式年遷宮のような有限の承継に学ぶ必要がある。地域を基盤に有限である人間(後継者)の承継の繰り返しが、無限つまり永続へと導くのである。
・精神性、企業理念をバックボーン(背骨)として、未来に向けて次世代の後継者・子孫に伝えれば、企業の永続は可能となるのである。
・すべて必ず変化し続けている。変化のもとはエネルギーである。企業が永続するには、基本となるのは、「地域を愛する」ことから始まる。そして、地域に愛され、必要とされ、誇りに思われることにより、時代・歴史をつくっていく。
・企業が地域で永続するにはエネルギーが必要である。それこそが愛である。愛とは尊敬、謙虚と感謝のエネルギーなのである。つまり、永続・無限の存在は、究極の愛、無償の愛といえる。
・「地域を愛する」つまり「地域愛」は、企業を永続させ、進化つまり変化することの源なのである。

『企業永続の法則―地域と結びついた企業は潰れない!』190頁参照

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