セミナー情報詳細


[セミナー報告]第3回職欲の未来@ヨコハマスペシャル

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[セミナー報告]
第3回職欲の未来@ヨコハマスペシャル

永続的成長企業ネットワークの第3回職欲の未来@ヨコハマスペシャルは、3月14日に開催した。
報告は次のとおり。

第3回職欲の未来@ヨコハマスペシャル 開催報告

1 月日: 平成27年3月14日(土)
2 場所: 横浜市立大学金沢八景キャンパス
3 主催:: 一般社団法人SoLaBo、横浜市立大学、一般社団法人永続的成長企業ネットワーク
4 参加者:37名(SoLaBo&大学生24名、永続的成長企業ネットワーク13名)
5 内容: ワークショップ(ワールドカフェ形式)
世代を超えた社会人(企業経営者・社員)17人と大学生16人が8テーブルに分かれ、『あなたがはたらきたい「場所」とは』を題に意見を交わした。

以下、齊藤理事の「見学記」
[見学記]
横浜市立大学名誉教授・放送大学客員教授
永続的成長企業ネットワーク理事 斎藤毅憲

・前回は関東学院大学を会場にして開催されたが、今回は2015年3月14日に横浜市立大学で行われた。学生と大人メンターがほぼ半数で、合計で約40名が参加した。国際ホテル、アルプス技研、協進印刷、大倉物産などの地元企業、横浜市大、横浜国大、フェリス女子大、関東学院大学などの地元の大学から出席者が見られた。全体の進行は市大の3年男子によって円滑に進められた。そして、グループは8チームに分けられている。

・自己紹介と他己紹介によって話しあいの雰囲気がつくられ、今回のテーマ『あなたがはたらきたい「場所」とは』について、私の方から若干の補足を行っている。グローバル人材と地域再生人材へのニーズ、大都市、大企業志向からの脱却のほか、場所を「場(Ba)」と考え、地理的な意味だけでなく、場面とか状況といったイメージでとらえると、結構いろいろな議論ができるのではないかと話した。

・ラウンド1(25分)で話しあいをしてもらい、1名を残してメンバーを変えて、ラウンド2、ラウンド3をいずれも25分かけて話しあってもらった。そして、全体の議論の共有をはかるために、内容の発表(35分)が8グループから行われている。今回は最後に少しだけコメントみたいな話を求められたので、私の方から若干話をさせていただいた。主な要点は以下である。

・①「場」というコンセプトをどのように考えたらよいのか、それぞれのグループで行われている。いろいろな検討が行われており、新しい気づきを得られたように思われる。具体的には、パブリックとプライベートに分け、しかもそれぞれが2分されるとか、働く場、自由な場、コミュニティといった場などに分類する、などの、いろいろな議論が行われている。

・②実際に働いてみたい場についても当然議論が行われており、たとえば明るい、風通しがいい職場、自由さのある職場、認めるとか、ほめる文化の職場など、具体的にはたらきたい場所のイメージが提案されている。

・③女性参加者の意見も印象的であった。女性が働きたい場のひとつとして結婚・出産・育児などのライフイベントの後で、復帰できる“もどりたい職場”などの主張が提示されていた。そして、いごこちのいい場は家庭だけでなく、仕事の場もそうであってほしいとの考えもあった。女性は家庭と職場の双方で活躍しており、いずれもハッピーであってほしいと思った。

・④若い学生から好きな仕事だけをさがす姿勢では問題があると思うという発言があった。本当に自分のことがわかっているのか、そして経験も多くないのではないか、という視点からいうと、確かにそうであろうと思った。

・終わったあと、パーティが行われ、話のつづきが学生と大人メンターとの間で交わされていた。これもまた楽しい時間となった。6月開催予定の次回のヨコハマスペシャルへの期待がふくらんでくる会であった。

[2015.3.17]

Information
  • 開催日2015年3月14日
  • 場所
  • 時間
  • 費用