セミナー情報詳細


【セミナー:特別企画】第44回<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㊹> 久恒啓一『100年人生の生き方死に方―百寿者からの伝言』さくら舎2018年
【セミナー:特別企画】第44回<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㊹>
久恒啓一『100年人生の生き方死に方―百寿者からの伝言』さくら舎2018年
・久恒啓一 1950年、大分県中津市に生まれる。九州大学法学部を卒業後、1973年、日本航空に入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を経て早期退職。1977年に新設の宮城大学事業構想学部教授、2008年に多摩大学経営情報学部教授となり、2015年に同大学副学長に就任。
 著書には、ベストセラーとなった『図解シリーズ』(日本経済新聞社、PHP研究所他)、『遅咲き偉人伝―人生の後半に輝いた日本人』(PHP研究所)、『偉人の命日366名言集』『偉人の誕生日366名言集』(以上、日本地域社会研究所)など100冊を超える。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介
100歳を生き切った先人が遺した箴言はスゴイ!
ここにきて、人生100年時代とよく言われる。ちょっと前には、人生80年時代と言われていたが、実感以上に高齢化が進んでいる。これからは、超高齢化の弊害を憂えているばかりではなく、100年近くを生きた「百寿者(センテナリアン)」の知恵を学びたい。彼らの業績と遺された箴言には、当然ながら見るべきものがある。本書では81人の百寿者を収録。
内容(「BOOK」データベースより)
目次
第一章 学び続ける 107歳・平櫛田中、91歳・渋沢栄一、89歳・横山大観、88歳・葛飾北斎/他
第二章 負けず嫌い 100歳・土屋文明、98歳・宇野千代、95歳・鈴木大拙、92歳・森光子/他
第三章 あきらめない 103歳・片岡球子、102歳・北村西望、100歳・豊田英二、92歳・淡谷のり子/他
第四章 疲れを知らない 101歳・石井桃子、95歳・井伏鱒二、91歳・西本幸雄、91歳・金田一春彦/他
第五章 謙虚である 96歳・森繫久彌、94歳・松下幸之助、93歳・川上哲治、92歳・中村天風/他
第六章 夢がある 105歳・日野原重明、96歳・安藤百福、94歳・江戸英雄、90歳・梅棹忠夫/他
第七章 心を忘れない 101歳・むのたけじ、95歳・松永安左エ門、95歳・出光佐三、91歳・後藤田正晴/他
登場する人物たちの共通項として、「学び続ける」、「負けず嫌い」、「諦めない」、「疲れを知らない」、「謙虚である」、「夢がある」、「心を忘れない」の7つを章としてまとめている。
主な言葉
・「畢竟するに老衰とか老耄とかいうのも、新知識の欠乏を意味するにほかならない」(渋沢栄一<91歳>)
・「人間ができて初めて絵ができる」(横山大観<89歳>)
・「能力というものは、天与のものでなく、自分でつくるものである」(宇野千代<98歳>)
・「実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練、また修練。やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。今やらずしていつできる。やってやってやり通せ」(平櫛田中<107歳>)。
・「苦痛とは天の意志である。苦しめば苦しむほど人格は深くなり、その深まりとともにより人生の秘密が読み取れる。苦しみと悲しみが深くなければ真実の人生を味わうことはできない。苦痛とは成長のことである」(鈴木大拙<95歳>)
・「神妙に達するのは一〇〇歳あたりだろうな」(葛飾北斎<88歳>)
・「最初は下手で結構。でも絶対にやめないで続けること。やれば必ず芽が出ます」(片岡球子<103歳>)
・「何度負けてもいい、のんきにじっくりとやれば必ず勝つ日がきます」(北村西望<102歳>)
・「心が変われば態度が変わる。態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」(蓮沼門三<98歳>)
・「きのうも明日もないわ。今日をしっかり生きるだけ」(杉村春子<91歳>)
・「大事は軽く、小事は重く」「問題は解決されるためにある」(中山素平<99歳>)
・「よく生きた者がよく死ぬことができるのだと思っている。それはよく働くものがよく眠るのと同じことで、そこに何の理くつもない」(中川一政<97歳>)
・「結局最後は『世のため人のため』というところがなくては真の意味で志とは言いがたい。自己に与えられた条件をギリギリまで生かすことが人生の生き方の最大最深の秘訣である」(森信三<96歳>)
・「どういう風に毎日、一日の人生を生きることが、一番我意を得たものになるという、その考え方が、人生観なんです」(中村天風<92歳>)
・「このまま安定した歩みを続けることは老いを意味し、心の躍動を失うのではないか。命の鼓動を取り戻すべきではないか」(東山魁夷<90歳>)
・「『自分はこういう人間だ』などと決めつけるのは何とももったいないことです。人はどんどん変わっていける」(阿川弘之<94歳>)
・著者は、100歳人生時代は、あらゆる人が自己実現を可能にする時間ができたすばらしい時代の到来であると強調している。
・長寿を目指す人間を励ます言葉が満載の一冊!
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Information
  • 開催日2023年2月25日
  • 場所
  • 時間
  • 費用