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【セミナー特別企画】第36回 <人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㊱>
【セミナー特別企画】第36回
<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方㊱>
前坂俊之『百寿者百話 生き方上手の生活法』海竜社 2008年 から
☞できると思えば どんなこともできる[96~99歳の達人たち]
・野上弥生子(99歳)
→平和な仲のよい夫婦ほど、お互いにむずかしい努力をしあっている。
→私は今日は昨日より、明日は今日よりより善く生き、より善く成長することに寿命の最後の瞬間まで努めよう。
→いっぺん満足のゆくものを書いて威張ってみたいのよ。
・中山素平(99歳)
→子どものころから、つねに背筋を伸ばし、姿勢を良くする習慣を心がけた。心がピンとしていると、背筋もまっすぐになり、姿勢もよくなります。
→姿勢が良いと、心も頭も前向きになります。
→生涯現役を貫き、九十歳になっても毎日、勉強し続けていた。
→毎朝、新聞を丹念に読み、話題の本があれば本屋に買いに行き、さらに人から積極的に話を聞いた。
・島田正吾(98歳)
→九十九! よしやるぞーと心に叫びまして、湯船に立ち上がり、スッポンポンでガッツポーズします。私の健康法の一つでございます。
→もっと生きて、好きな芝居の勉強がしたい。これは私の日頃の夢でございます。
・宇野千代(98歳)
→人生に終わりはない。今、このときが人生なのだ。
→何事も、くよくよしないこと、イヤなことがあってもすぐ忘れること。忘れるというのは自分を救う最良の方法なんです。
→人間同士のつき合いは、心の伝染、心の反射が全部である。幸福は幸福を呼ぶ。
・原安三郎(98歳)
→六十歳過ぎてからは義理、見栄、メンツなどで頭や身体を使わぬこと。少しでも気にそわぬこと、いやだと思うことはあえて行わない。
→いつでも平常心を持って急迫の事態にも冷静に対応し、判断せよ。
・香川綾(98歳)
→人生 ”できない” は ”しないから”、前例がないなら、自分で前例を作るのです。苦しくともこんな愉快なことはありません。
→健康は一夜にはできない。毎日の食事を楽しみ健康に励むのが、正しい道である。
・中川一政(97歳)
→よく生きた者が、よく死ぬことができる。それはよく働くものが、よく眠るのと同じことで、そこになんの理由も神秘もない。
・梅原龍三郎(97歳)
→葬式無用、弔問、供物いずれも固辞する。生者は死者のために煩わされるべからず。
→一流のものを見よ、旨いものを食べよ、生き生きと仕事をせよ。
・熊谷守一(97歳)
→ありのままの自分を生かして。
→へたも絵のうち。石ころひとつ、紙くずひとつでもみていると、飽きることがありません。
→私が丈夫なのも、何もしなかったからかもしれません。
・メイ牛山(96歳)
→「長寿は芸術」って言っているのよ。若さを保つ秘訣は大いなる好奇心ね。
→心も美しくなければね。ストレスを持たないようにしているの。私は嫌いなことは忘れるようにしているわ。覚えていたって仕方がないでしょ。忘れて、また明日があるのよって。
・御木本幸吉(96歳)
→食を選んで大食せず、うまいものなら二箸残し、胃腸と一緒に寝る。
→運は偶然でも、宝くじでもない。努力して切り開くもの。運は「寝て」ではなく「練って」待つもの。
→そのためには、生命が長ければ(真寿)、成功の確率はいっそう高くなる。
・安藤百福(96歳)
→人生に遅すぎることはない。五十歳でも、六十歳でも、新しい出発はある。
→アイデア、ひらめきは執念から生まれる。石の上にも五年で事業の基礎を作れ。
→人の厄介にならず、元気に生きて、元気に死にたい。[その願いどおり、急性心筋梗塞で亡くなる二日前までゴルフを楽しみ、仕事始めの訓示を三十分も行う元気ぶりでの大往生]
・三島海雲(96歳)
→一に散歩、二に日光浴、三に食養生。とくに早朝散歩と日光浴を毎日欠かさず実行すること。
→散歩をなさい。足が弱ると、脳の働きや腰の力まで弱る。頭と足をできるだけ働かす日常生活を送ること。
次回(7月25日)は、
☞バカになり切って やるだけのことをやる[90~95歳の達人たち] を予定289393141_5542844069073301_4607789401362710775_n
Information
  • 開催日2022年6月25日
  • 場所
  • 時間
  • 費用