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【セミナー特別企画】第14回 <人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方⑭> 鮫島純子『なにがあっても、ありがとう』あさ出版2015年

【セミナー特別企画】第14回
<人生100年時代へのヒント:長寿者/百寿者のことば・生き方⑭>

鮫島純子『なにがあっても、ありがとう』あさ出版2015年

著者:鮫島純子(さめじま・すみこ) 大正11年(1922年)、東京都飛鳥山(現・北区西ヶ原)で生まれる。祖父は日本の資本主義の礎を築いた渋沢栄一。
著書に『祖父・渋沢栄一に学んだこと』(文藝春秋)、『忘れないで季節のしきたり日本の心』『毎日が、いきいき、すこやか』(小学館)などがある。講演会や雑誌への寄稿も多数。

・(出版社からのコメント)
人生は、よく「偶然」の積み重ねだといわれます。
その中で私達は、いろいろな人と出会い、つらいことや楽しいことを経験し、生きていくのではないでしょうか。
しかし、著者は、それを「必然」だと言います。
すべての出会いや出来事、境遇は、「自らが、この世に生まれる前に、心を磨くために決めてきたこと」だと。
苦手な人、つらい出来事、置かれた境遇……
著者の考え方を知れば、人生を悩ませる多くの出来事を、とても楽にとらえられるようになるはずです。

内容紹介
・つらく苦しいことにこそ、誠実に向き合う。どんな災難や不幸にも感謝する九十三歳(出版時)、渋沢栄一の孫が明かす「人生」の意味。

目次
はじめに
第1章 御縁はすべてありがたい
第2章 つらいことにありがとう
第3章 自分は自分、人は人
第4章 私たちは生かされている
あとがき

・5年前に刊行されたエッセイが新型コロナ禍のなか再び注目されている。
・本書では、自身の経験などを踏まえ、病気やけが、つらく苦しいことも自分の心磨くためにあり、ネガティブな問題にも落ち込まず、感謝に転換することで穏やかで幸せな日々を送れるなどと生き方を説いている。
・実際、交通事故や骨折にも「ありがとう」、詐欺にも動ぜず、犯人の心を案ずるほどの徹底ぶり。
・「ありがとう」は幸せを運ぶ魔法の言葉です。家族は「愛の練習相手」。
・人間に生まれたということは、前世で成し得なかったクリアすべき問題が残っているということです。「身近に起こるマイナスの事象は自らが決めたレベルアップの手段で、すべて自分で解決できるはず」と解釈する。
・どんなにつらくても、感謝の気持ちしか生まれないように思います。
・病気やけがは、その長い魂の歴史の中で、恨みや憎しみなどネガティブな意識がつくってしまったエネルギーが今世で現れて消えていく現象だといわれています。
・あらゆることを選ぶときの基準が、「自分にとって心から気持ちよく納得できるかどうか、良心に照らしての直観かどうか」なのです。
・人生のしくみでは、「あらゆることに意味がある。今、その意味が分からなくても、後々生かされることは必ず起こる」ともいわれています。
・自分は自分、人は人です。人と比べるより、「昨日の自分より今日の自分は、一歩でも二歩でも前に進めた。ありがたい」と自分の心を内観しながら、感謝して生きていきたいものです。
・「どう思われるか」ではなく、「どう思うか」。
・魂の永続性を認めれば、人生の最期の一時まで無駄な努力というものはないといえます。
・「幸せ」は、自分の身を置いた場所を肯定できること。
・運は、自分がつくりだすものです。身近な小さな幸せに感謝して、「自分は幸福な人間だ」と思っていると、いつの間にか、何事も幸せに感じられるようになる、それが人生のしくみです。
・はじめは口先だけでも、感謝の言葉を発していると、後から心が追いついてきて、どんなことにも「なんてありがたいことかしら」とつくづく思えるようになっていきます。
・年齢を重ねていく過程で、嫌なこと、逃げたい事態、つらいこと、すべてが自分の心の成長のためにあるという「人生のしくみ」にきづくことができました。
・一人ひとりの心の平安は、きっと世界平和にもつながるはずです。

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Information
  • 開催日2020年8月25日
  • 場所
  • 時間
  • 費用