永続的成長企業ネットワーク企業である「アーバン・コーポレーション(株)」の経営幹部・幹部候補者に対し、『UC(アーバン・コーポレーション)・ MBAセミナー』として第3回目を開催しました。(全6回予定)
1 開催日 平成29年1月18(水)
2 会 場 アーバン・コーポレーション(株)
3 参加者 9名(受講者6名(業務出張のため3名欠席)と塾長・講師・助言者)
4 テーマ 【第3回】「会社のこれからの方向性はどのようにすべきか。」
5 主な内容
・第1回は、環境の分析、第2回は、経営資源の分析を取り上げた。今回は本番になる。
・前回の補足として、情報という経営資源について取り上げた。外部の情報をもっているだけでなく、外から企業はどう見られているかという企業情報も資源であり、それは企業イメージ(信用力、ブランド等)につながる。また、組織風土、モラール、企業の文化なども資源であることを注意してほしい。
・会社のこれからの方向性を見つける。社長の立場、大局的立場からみる視点が大事である。これまでは、自分の仕事のレベルで考えていたが、全体に繋がる、全体を上の立場にたってみてほしいとの補足が行われた。
・前回のSWOT分析(SWは資源の分析から分かる(強み[Strength]と弱み[Weakness])、OTは環境の分析から分かる(機会[Opportunity]、脅威[Threat])を各自の発表から、これからの方向性を考えてもらった。
・SWOT分析による現状の整理では、例えば強み(経営資源の長所)では、社長が最高の営業マン(社長のバイタリティーと先見性)や顧客ニーズをとらえた商品開発その他が出され、弱み(経営資源の短所)、機会(経営環境のチャンス)、脅威(経営環境のピンチ)についても各自の鋭い視点から発表があった。
・SWOT分析をもとに、これからの方向性・経営戦略について各自の考え・思いを発表した。創業25年。成長著しいアーバン・コーポレーション(株)のこれからを受講者が本音を語り、深い議論が行われた。
・斉藤講師から企業は生き物であり、トップとミドルの協力が重要で、企業という家は、たえず気を付けないと倒れてしまう。また、企業も病気にもなるから治療も必要となる。
・ベンチャーが成功したら、会社・社長の取巻く環境も変化して、メディアや行政などで目立ち、社業を疎かにした事例を見てきた。企業の永続には、注意深く経営していかないと会社が危うくなることもある。などの補足があった。
(文責:塾長 吉田正博)
- 開催日2017年1月18日
- 場所
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