サロン情報詳細


永続的成長企業ネットワーク第15回テーマ別サロン

永続的成長企業ネットワーク第15回テーマ別サロンを開催。平成26年3月19日、テーマ「横浜の金融事情―行政の立場から見える中小企業金融の実態―」で吉田代表理事から報告があった。
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[主な内容]
■横浜の金融事情―特徴と現状
・横浜に本店がある金融機関は3つ。地銀の横浜銀行、第2地銀の神奈川銀行、信金の横浜信用金庫。
・横浜銀行は地銀No1の大きさを誇るが、地域内におけるシェアは(他都市の地銀に比べると)それほど大きくない。
・理由として、都銀の存在が大きい。
■都市銀行の存在感と影響力
・横浜は東京の影響下、都銀の存在感が強く30~40%くらいのシェアがある。
・中小企業のなかでも中堅企業との取引を行っている。
・地域との関連性が弱くなっている。
■中小企業と金融機関
・バブル崩壊後の金融システム不安(1997,98年)で、中小・中堅企業は、後にメガバンクに統合される都市銀行に翻弄された。この時、地域と企業と金融機関のあり方が特に問われた。
・北海道拓殖銀行の破綻は、中小企業の定義変更(資本金1億→3億円)におよび、地元金融機関と地元企業の関係が再認識された。
■横浜における金融機関と行政(横浜市)の役割
・横浜は都銀の影響力が強いが、地域企業の目線からの取引がされているかが最大のポイント。
・都銀の経営戦略、地元金融機関の役割をしっかり認識して付き合っていかなければならない。
・横浜市は政策金融(制度融資)を行っているが、今後は、経営の下支えのみならず、成長・発展に向けた横浜ならではの産業政策をしっかり構築し、政策金融で裏付けて行かなければならない。
その他、
■どの金融機関と付き合うのか。
■誰のアドバイスが良いのか。
などについても、行政から見た視点で意見交換した。

Information
  • 開催日2014年3月19日
  • 場所-
  • 時間-
  • 費用-