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【誌上テーマ別サロン】<企業永続へ:経営者に贈る言葉>② ~田中修治氏の言葉~
【誌上テーマ別サロン】<企業永続へ:経営者に贈る言葉>②
~田中修治氏の言葉~
・何故、世の中でこれほど「成功にまつわる本」が売れるのだろうか?それは読んでも成功なんてしないからだ―。“立派な大人”の言うことの99パーセントは真っ赤な嘘だ!
・「幸せ」でなく「豊かさ」を基準に考える。
・会社やブランドよりも、スタッフ個人の名前が前に来ることを目指す。そうでないと、OWNDAYSは生き残れないとすら思っている。「この人から買いたい」ということが判断基準になれば、競争にならない。
・「商品の物質的な価値」だけで購入されていた「モノ消費」から「面白い体験」に価値を移した「コト消費」へと移り変わり、これからは「魅力ある人の価値」にフォーカスされ消費が動く「ヒト消費」の時代が本格的に始まる。
・これからの仕事はみんなが楽しくできるようにしなくはダメなのだ。
・どんなに面白くなさそうな業界にも、楽しんでいる人が一定数いる。そしてそういう人たちが一人勝ちしているというのが現実だ。
・みんな、勝ち方ばかり研究するから勝てないのだ。勝つ為には負け戦を研究しないといけない。
・(この20年で実感しているのは)一番つらい時、会社経営を諦めてしまいそうになった時に、自分を最後の最後に踏ん張らせたくれたのは、「思い出すだけでも胸がムカつくほど、嫌いな人たちの存在だった」という事実だ。
・みんなを豊かにする仕組みは、会社が永続的に存在し成長していく為の、大きな原動力になる。
・利他の心は必要だ。(しかし)利他は会社や自分の存在がまだ小さなうちは「目的」ではなく、利益を出すための「手段」として考えているくらいでちょうど良いのかもしれない。その上で事業が軌道に乗り、人間的に成熟してきたら利他の為だけに働くのもいいのかもしれない。
・「企業理念が大切」。何度も潰れかけたが、何とか会社を続けられるのは、この当たり前の言葉の裏側に秘められた「目的と手段をはき違えた時に企業は倒産に向かう」という真実に気づくことができたから。
・テクノロジーが進化していくこれからの時代はつまらない仕事や組織はどんどん機械に置き換わっていく。だからこれからの時代は仕事こそ「真面目に一生懸命、楽しみながら遊ぶ」べきだと思う。
・悲しい想いをしたからこそわかる喜びがある。傷ついた分だけ身につけることのできる強さがある。辛い目に遭った分だけ手に入れることのできる喜びがある。・・・明けない夜はない。降り続ける雨もない。
田中修治氏は、OWNDAYS株式会社代表取締役社長。20歳の頃から起業家として活動。2008年に巨額の債務超過に陥り破綻寸前だったメガネの製造販売を手がける株式会社オンデーズに対して、個人で70%の第三者割当増資を引き受け同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任。2020年3月現在、12か国340店舗を展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続けている
出所:田中修治「大きな嘘の木の下で」幻冬舎 2020年
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Information
  • 開催日2022年7月20日
  • 場所
  • 時間
  • 費用