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【訪問型サロン】(第2回)<Yokohama Excellent Company (YEC) 第2回>

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【訪問型サロン】(第2回)
<Yokohama Excellent Company (YEC) 第2回>
『㈱神奈川ナブコの原信治社長に聞く』(その1)

1 日 時 2015年12月2日
2 場 所 ㈱神奈川ナブコ本社
3 聞き手 永続的成長企業ネットワーク代表理事 吉田正博
々          理事 斎藤毅憲(文責)
4 内 容 以下の通り

・自動ドア工事を主要業務とする神奈川ナブコの本社オフィスを訪問して、原信治社長に同社の経営について、約2時間にわたってお話をうかがった。同社の本社は、横浜市営地下鉄の高島駅のすぐそばにあり、MM21がよく見えるところに社長室がある。

・[同社のプロファイル]  同社の創業は1965(昭和40)年であるから、ちょうど50年の歴史が経過している。ナブテスコ株式会社の神奈川県総販売元(独立の販売会社)として活動して、半世紀を数え、県内自動ドア業界のトップ企業である。
・創業時は、東京オリンピックの時期でもあり、建設ブームのなかで自動ドアへのニーズが高まっていたが、それ以降発展を遂げ、現在の従業員数は約130名となっている。本社、営業部横浜支店、メンテナンス部横浜支店のほかに、田園都市営業所、川崎営業所、横須賀営業所、厚木支店、小田原湘南営業所、建設部などの組織からなっている。
・主要取引先は、行政官庁、金融機関、建設会社、病院・医療関係、企業(本社、工場、店舗、研究所)から個人宅まで、きわめて多数に及んでいるという。県内のマーケットシェアの半数以上を占めているので、ナブコの自動ドアには毎日どこかで利用し、お世話になっているわけである。

・[原社長のキャリア]  大学は商学部で、卒業後、日本を代表する洋酒メーカーに就職されている。約10年の経験のあと、退職され、オーストラリアに留学され、グリフィス大学のMBA(経営学修士)を取得されている。
・帰国後、1997年、創業者が父親である神奈川ナブコに入社し、3年半後の2000年に38歳で社長に就任している。創業から50年間がたっているから、そのうちの15年間、トップ・マネジメントとして同社の経営にたずさわっていることになる。
・社長になってから売上高、利益も順調に増加しており、「専門経営者」(経営のプロ)として、まさに経営力を発揮している。経営の実務と理論の双方に精通しているという印象をヒアリングのなかでもうかがうことができた。

・[神奈川ナブコの経営理念]  「商品・サービスの提供を通じて、お客様に感動していただくことにより、発展する」と「明るく活力に満ち、社員一人一人が最大限に力を発揮する」のふたつが、同社の経営理念になっているという。
・これによると、顧客満足(CS)と従業員満足(ES)が経営の根幹をなす考え方である。同社では経営理念は“Vision”として、この上位に会社の目的を“Mission”として位置付け、「快適で便利で安全な街づくりに貢献するため、社員全員が良い仕事をして幸せになる会社です」としている。
・会社の目的では快適、便利、安全の街づくりがいわれ、同社が街づくりを中心に「生活のサポーター」として、生活者に役立つことを高らかに表明するとともに、働く人びとがいい仕事をしてハッピーになることを目ざすとしている。この上位の目的のもとに、CSとESの経営理念が位置している。そして、これらの目的と経営理念を社員はよく学習し、おぼえているという。                 [以上 (その1)/3回連載]
[2015.12.22]

Information
  • 開催日2015年12月22日
  • 場所
  • 時間
  • 費用