＜ニュース＞SDGsに関する神奈川県内企業の意識調査(2024年) SDGsに積極的な企業、「過去最高」の55.4％に。人材確保の狙いも ～ 約7割が効果実感、従業員のモチベーション・企業イメージの向上 ～
＜ニュース＞SDGsに関する神奈川県内企業の意識調査(2024年)
SDGsに積極的な企業、「過去最高」の55.4％に。人材確保の狙いも
～ 約7割が効果実感、従業員のモチベーション・企業イメージの向上 ～
はじめに
・持続可能な世界を実現するための17の目標・169のターゲットから構成され、カラフルなドーナツ型のデザインが特徴のSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標）。
・目標達成期限である2030年に向けた取り組みは後半戦に突入しており、世界的に対応が急がれている。
・こうしたなか、政府は2023年12月にSDGsを達成するための中長期的な国家戦略である「SDGs実施指針」を4年ぶりに改定した。
・同指針では、社会課題の解決を通じて事業性を高める企業等への支援の強化など民間企業に関わる内容も多く、政府は官民を問わずに国全体としてSDGsの目標達成に向けて力を入れている。
・帝国データバンク横浜支店は、現在のSDGsに関する企業の見解について調査を実施した。
調査結果(要旨)
１『SDGsに積極的』な企業は調査開始以降で最高の55.4％。人材確保を狙う企業も
２「中小企業」「小規模企業」でもSDGsに積極的な企業の割合は高まってきているが、依然として「大企業」との格差はみられる
３ 現在力を入れている項目、今後最も力を入れたい項目ともに目標8「働きがいも経済成長も」がトップ
４ 取り組んでいる企業の約7割が効果を実感、「従業員のモチベーション向上」「企業イメージの向上」が上位
５ 約4社に1社がDEI（多様性、公平性、包摂性）への取り組みに積極的
