<ニュース>1都9県の法人景況判断、2期ぶりにマイナス [法人企業景気予測調査:2023.3.13関東財務局発表]
<ニュース>1都9県の法人景況判断、2期ぶりにマイナス
[法人企業景気予測調査:2023.3.13関東財務局発表]
・発表によると、管内1都9県の1〜3月期の景況判断指数(BSI)は全規模・全産業でマイナス6.2となり、2期ぶりに「下降」が「上昇」を上回った。
・・・・・以下、日本経済新聞記事より・・・・・
・大企業の非製造業を除くすべての規模、業種でもマイナスとなったが、23年4月以降の先行きは回復する見込みとなった。
・BSIは足元の景況が前期より上昇と答えた企業の割合から下降と答えた割合を引いた値。1〜3月期の全体のBSIは前回10〜12月調査(プラス1.2)と比べて7.4ポイント下がった。規模別では大企業と中堅企業が前回のプラスからマイナスに転じた。中小企業は前回のマイナス2.6からマイナス15.0へと下降超が広がった。
・業種別では製造業がマイナス13.6と前回マイナス1.4から悪化した。化学工業や情報通信機械器具製造業などが落ち込んだ。非製造業はマイナス3.1。前回はプラス2.3だった。・情報通信業でイベントのチケット販売が好調との声がある一方、卸売業では物価高で販売価格が上昇しても販売数量が減り下降と判断する企業も見られるという。
・先行きについて関東財務局は「非製造業ではインバウンド(訪日外国人)に期待する声が聞かれる。製造業でも昨年はサプライチェーンの混乱があったが収まると考える企業が多く景況感は回復傾向にある」と話す。
※調査は1〜2月に実施し、5115社が回答。回答率は68%だった。