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<ニュース>神奈川県内企業 「SDGsに積極的」5割超
<ニュース>神奈川県内企業 「SDGsに積極的」5割超
 国連が2030年までの達成を目指す「SDGs」(持続可能な開発目標)について、県内企業の51・1%が積極的な姿勢を示していることが、帝国データバンク横浜支店の調査で分かった。
同支店は「企業の理解と取り組みが広がっている」とみる。
・調査は6月19~30日、県内に本社を置く1300社を対象に実施し、526社から有効回答を得た。
・SDGsについて「意味と重要性を理解し、取り組んでいる」が24・3%、「意味または重要性を理解し、取り組みたいと思っている」が26・8%で、積極的な企業は半数超となった。調査を始めた2020年の21・7%から29・4ポイント増えた。
・さらに「働きがいも経済成長も」など計17目標のいずれかに力を入れる企業は69・8%に上り、「取り組んでいない」「理解していない」と回答した企業も、実際にはSDGsの取り組みを進めている。
・企業規模別では前向きな大企業が74・5%だったのに対し、中小企業は48・6%で「時間や費用など取り組む余力がない」との声もあった。
・同支店は「企業価値の向上、売り上げ増も期待される。情報発信や費用面の支援が広がれば、中小企業にも浸透していく」とみている。