＜ニュース＞神奈川県の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響から、一段と弱い動きとなっている。[神奈川県金融経済概況] (日本銀行横浜支店2020 年 7 月 30 日発表)
Ⅰ．概況
・神奈川県の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響から、一段と弱い動きとなっている。 輸出は弱い動きとなっている。設備投資は高めの水準で推移している。雇用・所得環境は弱い動きとなっている。個人消費は、一部に持ち直しの動きがみられるものの、引き続き弱い動きとなっている。住宅投資は弱い動きとなっている。公共投資は横ばい圏内の動きとなっている。こうした中、生産は弱い動きとなっている。 金融面をみると、貸出、預金ともに引き続き増加している。
Ⅱ．実体経済
（１） 輸出 : 新型コロナウイルス感染症の影響から、弱い動きとなっている。
（２） 生産 : 新型コロナウイルス感染症の影響から、弱い動きとなっている。
（３） 設備投資 : 高めの水準で推移している。こうした中、今後の推移については、新型コロナウイルス感染症の影響に注意する必要 がある。
（４） 雇用・所得環境 : 新型コロナウイルス感染症の影響から、弱い動きとなっている。
（５） 個人消費 : 一部に持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響から、引き続き弱い動きとなっている。
・百貨店売上高は、引き続き弱い動きとなっている。
・スーパー、ドラッグストア売上高は、食料品や日用品、衛生用品などで需要の高まりがみられている。
・家電販売額は、持ち直しの動きがみられている。
・ 新車登録台数は、引き続き弱い動きとなっている。
≪参考≫ ・ 新型コロナウイルス感染症の影響から、県内の宿泊施設および観光施設の利用者数は大幅に減少している。
（６） 住宅投資 : 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、弱い動きとなっている。
（７） 公共投資 : 横ばい圏内の動きとなっている。
Ⅲ．金融情勢
（１） 貸出 : 引き続き増加している。
（２） 預金 : 引き続き増加している。
https://www3.boj.or.jp/yoko…/shiryou/gaikyou/gaikyou2007.pdf