<ニュース>横浜市、ふるさと納税で税流出20%増172億円! 他自治体への寄付が広がり、過去最高を更新。 (日本経済新聞2022年7月23日)
<ニュース>横浜市、ふるさと納税で税流出20%増172億円!
他自治体への寄付が広がり、過去最高を更新。
(日本経済新聞2022年7月23日)
・・・・・(以下、記事内容から)・・・・・・
・横浜市は22日、2021年度のふるさと納税による税流出額が20年度に比べて20%増の172億円になったと発表した。他自治体への寄付が広がり、過去最高を更新した。
・市は20年度から返礼品事業者の公募を始めるなど返礼品を拡充し、税収確保を目指している。
・同市のふるさと納税の流出額は19年度に131億円と初めて100億円を突破し、増加が続いている。
・流出分の75%は翌年度に地方交付税で補塡を受けることになっているが、「25%でも40億円近くになり、無視できない額だ」(同市)としている。
・市は返礼品を22年1月時点で127社330品まで充実させ、みなとみらい21地区のホテル宿泊プランや中華総菜などが人気という。22年度も公募を秋ごろに実施する予定だ。
・同日発表した市の21年度一般会計決算によると、市税収入は20年度比1%減の8389億円となり、2年連続の減収となった。
・給与所得の減少で個人市民税の減少などが響いた。22年度の市税収入の見通しについては「企業業績の回復次第だが、原油高や物価高などもあり21年度と同程度か、やや厳しめにみている」(同市)という。