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<トピックス>金利上昇による神奈川県企業への影響調査(2024年4月)~帝国データバンク横浜支店調査から~ 金利上昇、神奈川県企業の35%が「マイナス影響」 ~ 3社に1社は「プラスマイナスで相殺」、円安是正効果に期待 ~
<トピックス>金利上昇による神奈川県企業への影響調査(2024年4月)~帝国データバンク横浜支店調査から~
金利上昇、神奈川県企業の35%が「マイナス影響」
~ 3社に1社は「プラスマイナスで相殺」、円安是正効果に期待 ~
はじめに
・日本銀行は、2024年3月19日に行われた金融政策決定会合において、マイナス金利の解除およびYCC(イールドカーブ・コントロール、長短金利操作)の撤廃などを決定した。
・アベノミクススタート時の目玉政策の一つであった「大規模な金融緩和」は終了することとなり、金融正常化への一歩を踏み出すこととなった。
・政策修正を受け、一部の金融機関は預金金利を引き上げたほか、貸出金利を引き上げる方向で動いている金融機関もみられる。
・日本銀行の緩和的な金融環境を維持する方針を受け、引き上げ幅は限定的な状況が続いているが、今後さらなる金利の上昇が見込まれる。
・そこで、帝国データバンク横浜支店は、金利の上昇による影響について企業の見解を調査した。
調査結果
1 金利上昇による影響、「マイナスの影響の方が大きい」が35.2%、「どちらとも言えない(プラスとマイナス両方で相殺)」が33.2%で続いた。
2 業界別にみると「マイナスの影響の方が大きい」は、『不動産』(58.1%)、『建設』(41.5%)で高い結果に。