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<トピックス>横浜企業経営支援財団主催のビジネスプランコンテスト「横浜ビジネスグランプリ~YOXO(よくぞ)アワード~」で最優秀賞を獲得したアルケリス(横浜市)社長の藤沢秀行さんが日本経済新聞「ひと輝く」で紹介されました。 [日本経済新聞2021年3月9日]
<トピックス>横浜企業経営支援財団主催のビジネスプランコンテスト「横浜ビジネスグランプリ~YOXO(よくぞ)アワード~」で最優秀賞を獲得したアルケリス(横浜市)社長の藤沢秀行さんが日本経済新聞「ひと輝く」で紹介されました。
[日本経済新聞2021年3月9日]
~アルケリスの藤沢さん、アシストスーツで下請け脱却へ~
・アシストスーツを開発・販売するアルケリス(横浜市)社長の藤沢秀行さん(47)が2月、新事業の創出を促進するビジネスプランコンテスト「横浜ビジネスグランプリ~YOXO(よくぞ)アワード~」で最優秀賞を獲得した。下請けからの脱却に向けて開発したアシストスーツで、付加価値を生み出す製造業をめざしている。
・受賞したのは、長時間の立ち仕事の体力的な負担を軽減するアシストスーツをサブスクリプション(定額課金)で貸し出すサービスだ。両脚に装着して中腰になると、体が支えられて椅子に座っているような感覚になる。すでに医療現場や工場などに販売・レンタルをしている。
・サブスクサービスは2022年後半をめどに始める予定で、同時期に新モデルも投入する計画だ。「日本ではアシストスーツの認知がまだ十分でなく、導入をためらう企業も多い」。そのため個別に使い方をコンサルティングしたり、要望に応じて機器を微調整したりするサービスも加えるという。
「日本で単純な製造業をするのは人材不足や海外との価格競争などで難しくなっている。下請けから脱却して、自ら新たな価値をつくっていかないと」。アシストスーツはこうした危機感から18年に生まれた。もともとはプレス金型の設計製作などを手がけるニットー(横浜市)の事業だったが、20年2月に分社化して事業拡大のアクセルを踏んでいる。「日本のものづくり技術を絶やしてはいけない」。思いを強くしている。
(宮川克也)