お役立ち情報詳細


[特別企画] 『「本」からみた横浜の経営者(第10回)』 北原照久(1998)『横浜ゴールドラッシュ』一季出版刊

[特別企画]
『「本」からみた横浜の経営者(第10回)』

北原照久(1998)『横浜ゴールドラッシュ』一季出版刊

・横浜ブリキのおもちゃ博物館などで知名度抜群の北原は、1948年、東京・京橋の生まれであるが、30歳代の中頃に横浜に来てビジネスをスタートさせている。
・第1章は「夢のきざはし」、第2章は「コレクターへの道」、第3章は「船出と疾走の時代」であり、彼のライフとキャリアがおもしろく描写されている。大変な経験を当然しているが、人生を明るく、前向きに生きると、道は開けるのかと思ってしまう。そして、いろいろな人びとと交流できるようになる。
・書名のタイトルは、『神奈川新聞』(2011年3月28日)に掲載された彼の「わが人生」(第28回)によると、森永博志著『原宿ゴールドラッシュ』によるとしている。1980年代、若者のファッションに絶大な影響を与えた「ピンクドラゴン」の店主・山崎真行のことを森永であり、北原はこの本に元気づけられたという。
・『神奈川新聞』のこの日の北原流ことばのコレクションは、坂村真民の以下の言葉である。
・「念ずれば花ひらく」(念という字は今の心と書く。今を大切に夢を思い続ければ必ず実現する。)
これは、なるほどと確かに思う。
永続的成長企業ネットワーク 理事
横浜市立大学名誉教授  斎藤毅憲

68861940_2635623633128707_7165770990524301312_n