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[コラム:企業永続の法則Q&A]第20回『企業永続に最も大切なこと』

[コラム:企業永続の法則Q&A]第20回『企業永続に最も大切なこと』

・地域と結びついた企業は潰れない。
・地域で企業が永続するには3つの大切なポイントがある。
①「不易流行」つまり変化を続けることこと(流行)こそが変わらない不変の真理(不易)だという意味。時代、環境の変化に向き合わなくなった、つまり変化しなくなった企業は衰退するということ。
②「先義後利」これは義を先にして利を後にする者は栄えるという意味。つまり地域・社会に価値がある仕事をすれば利益は後からついてくるということ。世にいう「利他の心」が地域と結びついた企業永続につながる。
③「人づくり」これは人とは存在するだけで必ず誰かの支えになっているという概念。ただそこにいるだけで感謝される、そういう存在になるということ。
・これらは、私が考える企業が永続するための最も重要なもの。個々人にも当然当てはまる。
・世の中はすべて必ず変化し続けている。変化のもとはエネルギー。物理学でエネルギーの理論に「E=mc2」がある。Eはエネルギー、mは質量、cは光速。エネルギーというのは短時間にどれだけ仕事をするかということ。
・この公式を、企業永続の視点で解釈すると、企業永続のエネルギー(E)は、思いや理念(m)があって、行動(c)それもc2 2乗の速さで行動すること。その結果、エネルギーは愛と尊敬、謙虚と感謝となる。
・仕事を愛し、地域を愛する、企業永続は、すべてはこれから始まる。

『企業永続の法則―地域と結びついた企業は潰れない!』19、204頁参照

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