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[コラム:企業永続の法則Q&A]第13回『「三方良し」から「五方良し」へ』

 

[コラム:企業永続の法則Q&A]第13回『「三方良し」から「五方良し」へ』

・企業の長寿・永続性を考える時、日本で、もともと言われている「三方良し」の例が分かりやすい。
・これは、近江商人の言葉としていわれてきた、「売り手よし、買い手よし、世間良し」のことである。
・日本版CSRといわれたりもしているが、コンサルタント等が好むCSR(企業の社会的責任)という用語よりも、日本人には心に素直に入る。
・また、CSRを前進させるものとして、マイケル・ポーターのいうCSV(共有価値の創造)も企業経営には非常に参考となる。「三方良し」の「世間(地域あるいは社会)良し」はCSVも包含していると考えられる。
・また、最近の大きな流れの中で、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)がある。CSRを実践している企業、とくに中小企業には分かりやすい手段との認識が広がりつつある。
・企業の永続という意味合いでSDGsを考えると、「三方良し」の「売り手良し、買い手良し、世間 (地域あるいは社会) 良し」に地球環境に優しい経営と、時を越えた変化に対応する未来を加えた「売り手良し、買い手良し、世間(地域あるいは社会)良し、地球良し、未来良し」の「五方良し」へ進むことが、企業と地域の永続繁栄につながっていく。

『企業永続の法則―地域と結びついた企業は潰れない!』191頁参照

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