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【企業永続へ:経営者に贈る言葉⑬] ~村田昭治氏の言葉~
【企業永続へ:経営者に贈る言葉⑬]
~村田昭治氏の言葉~
・自分が変われば周囲が変わる。元気なあなたの周りには、幸せの大きな輪ができる。マーケティングの第一人者が贈る”心のキャリアアップ”術。
<村田昭治氏の言葉>
☞輝いている人は幸福感、充実感のある人、何かに燃え、挑戦している人です。明日を信じ、今日を生きる人です。だからこそ、笑顔でいられるのです。多くの人を魅了するのです。
☞笑顔が素敵な人を求めて集まる人たちは、幸せを運んできます。知識も知恵も運も人を携えて、次から次へと目の前に現れます。
☞集まったすべてのものは、足し算ではなく掛け算で増えていきます。だから、笑顔が素敵な人は、集まって来た人を幸せにするだけでなく、自分も幸せになります。
☞笑顔のいい人は、その裏側に教養を持っている。笑顔のいい人は、心のゆとりがある人です。笑顔のいい人は、勉強しているから未来を信じています。そして、笑顔のいい人は学んでいるから傲慢でなく、謙虚です。
☞未来を信じて笑顔でいられる人は、幸せな人です。
☞人間関係は存在するというものでもなく、面倒なものでもない。素敵な人間関係を創造するもの、創り上げるものだ。
☞チャンスは何もせずにいる人に訪れたりはしません。積極的に、前向きに、クリエイティブに生きているときにやってきます。自ら進んでポジティブに生きているときにだけ訪れるといってもいいかもしれません。
・チャンスを作り、生かす。その積み重ねが人間関係も取引先との人間関係も同じことだと私は思います。
☞大きな努力で小さな成果を求める人には、ねたみ、やっかみ、そねみはあまりない。小さな努力で大きな成果を求める人間には、それが生まれる。
☞優れた営業力をもっている人は、相手のメリットを優先して考えている。相手の都合に合わせて仕事をするということ。相手の問題解決に貢献している。
☞私はチャーリー・チャップリンの「私はいつまでも未完成。いい作品はネクストだ」という言葉が好きなので、いつもネクストを考えながら生きています。
☞次回は、よりいいものを生みだそうと考える。未来には素晴らしいことが待っていると期待する。そう考えることは、人間にとって一番大切なことのひとつではないでしょうか。
☞新しいものというのは、過去を越えたもの、過去とは違うものでなければ意味がありませんが、画期的であり、斬新であればあるほど、従来の価値観を重んじる人たちには受け入れられにくいものです。
☞壁は高い。変わり者だと言われる。でも、そこを乗り越えなければ、クリエイティブな仕事はできない。変人になろう。それくらいの気持ちを持ってほしい。
☞偉大なる成功者は・・・、みんながみんな「強運で、ご縁に恵まれた」と語っている。
☞運と人脈を味方にすれば、多くの人は成功者に成り得る。
☞成果を生むものは、がむしゃらな気持ちと、汗をかく力と、パッション(情熱)と、そこから得たインテリジェンス(知性)とアクション(行動)です。成功の鍵は調査、分析ではなく、人間の心なのです。
☞本当に大事に思う人との人付き合いというのは、・・・・体ごとぶつかっていくことではないか。
☞明日に希望を持てる人は、今日を大切に生きる人。
☞笑顔の素敵な人は、みないまを大切に生きています。過去を引きずっているから暗い顔をする。問題を後送りするから不安な顔になるのです。
☞今日一日を無理せず、しっかりと、よく生きる。この繰り返しが、人生を豊かにし、笑顔を絶やさない人間を創り上げるのではないでしょうか。
☞素敵な毎日を創るために、希望が持てる明日を迎えるために、”いま”を大切に過ごそうと心がけてください。
➽20年前に出版された本書は、マーケティングの大家の手になるもので、今のコロナ禍でなお一層著者の言葉が心に沁みる。
・私とは大学は異なるが、学生の頃マーケティングで「慶應に村田あり」と言われていたことを思い出す。本書を読んで、今更ながらその通りと実感した。
☞著者:村田昭治
1932(昭和7)年、台湾台北市生まれ。慶応義塾大学卒、同大学院修了。第一回福沢基金留学生としてハーバード・ビジネス・スクール留学。慶応義塾大学名誉教授、商学博士。TBSラジオ「村田昭治のリラックスリラックス」などに出演。 2015年82歳で死去。
出所:村田昭治「なぜ彼はいつも笑顔なのか」勁文社 2001年
(選:吉田正博)
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