【企業永続へ：経営者に贈る言葉⑦] ～歌手 郷ひろみ氏の言葉～
【企業永続へ：経営者に贈る言葉⑦]
～歌手 郷ひろみ氏の言葉～
企業(特に永続を目指す)経営者は、常に時代の変化に適応しなければならない。
65歳の現在も歌手として、第一線でスターとして輝き続ける郷ひろみ氏の珠玉の言葉が新聞に掲載されている。今回は、その郷ひろみ氏の言葉からヒントを探る。
＜時代の変化にしがみつき＞
・時代はずっと変化している。僕はそれに一生懸命しがみついているんです。
・しがみついているから、その変化にかろうじてついていけている。
・変化についていっているから、「変わらないよね、ひろみさんは・・・」でいられる。
・しがみつかないで、そこ(現状)だけ求めたら「ひろみ、変わって・・・」となるんです。
・時代が変わっちゃってるのに・・・。自分自身が進化したいなら、変化しかない。
・それが時代に沿った”変わらない”ということだと思う。
・理想を求めたら、そこに向かって変えていくしかないんです。
・変化することは怖い、(先が)分からない。でも変化するしかないと。
☞65歳ずっと第一線を歩む郷ひろみ氏の言葉は、企業の永続を目指す経営者にも十分参考になる、そして説得力がある内容だ。
＜参考＞
☞変化についてーエリザベス・キューブラー・ロスの言葉
・変えようとしたものが変わることは大歓迎だが、意思に反して変わるものには不安を感じる。
・しかし、好むと好まざるとにかかわらず、ものごとは変化する。
・人生のほとんどのこととおなじように、変化はだれかの都合にあわせておこるのでなく、ただおこるのだ。
・変化とは慣れ親しんだ状況に別れを告げて、不慣れな状況に直面することである。
・出口がなくなり、先が見えない状態のまま、人は失った時間を嘆き、不安な時期をすごす。この不確定な時期はとてもつらいものだ。
・しかし、もうだめだとおもったそのときに、なにかあたらしいことがはじまり、ドアがひらく。
・変化に抵抗しようとする人は、自分の人生そのものに抵抗していることになる。
・必要なのは変化に乗じること、少なくとも、変化をうけ入れることである。 「ライフ・レッスン」より
出所：産経新聞： 2021年1月23日「話の肖像画」
