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《寄稿》<新年の挨拶> 『猪突猛進で行こう!』

《寄稿》<新年の挨拶>
『猪突猛進で行こう!』

永続的成長企業ネットワーク 理事
横浜市立大学名誉教授  斉藤毅憲

   明けましておめでとうございます!

今年は、イノシシ年です。イノシシやシカなどのジビエが農山村地域では増え、農業などに悪い影響を与えており、あまりよい印象をもたれていません。そして、イノシシといえば、「猪突盲進」という言葉が思いだされます。よく見たり、聞いたり、考えることもなく、前進してしまうことを意味しており、いい言葉とは考えられていません。辞書を見ると、「猪突猛進」もあり、ほぼ同じ意味をもっているようです。しかし、“盲”ではなく、“猛”のほうがよいのか、と考えます。いったん決めたら、一生懸命に目的に向ってたくましくがんばっていこうという意味として、「猛進」をとらえたいからです。環境が変化し、未来が予測できないなかでは熟慮しても、目的が妥当なものかは、判断できないといってよいでしょう。そこで、むしろある程度考えて目的が決まったり、「猛進」するほかないのだと思っています。
今年一年の皆様のご健闘を祈念いたします!

今年のキーワード:「猛進」

2019(平成31)年1月元旦

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