《寄稿》『新年にあたって』
《寄稿》
『新年にあたって』
明けましておめでとうございます!
横浜市立大学名誉教授・放送大学客員教授
永続的成長企業ネットワーク 理事
齋藤毅憲
『十二支のはじまり』(岩波書店)によると、“いぬ”と“さる”は仲が悪く、いつもけんかをしていたという。神様にあいさつに行かなければならないのに、けんかしていたので、“にわとり”が仲裁に入って、“さる”“とり”“いぬ”の順番になったとされている。
“さる”のイメージは、いろいろあるだろう。私には、大きな構想力をもっているとはいえないが、相当の知恵をもっているし、機動力があるとか、反応が早いという感じがする。確かに、時代を動かしたり、変革するように構想力も一方で必要であるが、他方で現実のいまをどう考え、対応していくかという短期的な思考も大切になっている。そして、皆様には、是非とも“さる”のこの特徴をみがき、活かす経営づくりに今年はがんばってほしいと思っている。
永続的成長企業ネットワークは、一昨年からスタートした職欲(ジョブヨク)ヨコハマスペシャルを今年も展開するとともに、横浜市内のスモール・ビジネスの経営支援と交流のプラットフォームとしての役割を今年果たして参りたいと考えております。
何卒、今年もよろしくお願いいたします。
[2016.1.1]